2011年11月10日木曜日

サッカー人。

村上も岡村も更新をさぼるので、更新します☆

 

以前、フランス4部リーグのチームの練習やポーランド1部リーグのチームの練習、元ドルトムントのユースコーチのトレーニングや、ドイツS級ライセンスを持つ指導者の練習、ドイツC級ライセンスを持つ指導者の練習、色んな練習を体験する事ができました。トレーニングのオーガナイズ、サッカーの知識、チームビルディングなど、どの場所に行っても面白い体験や練習、興味深い出来事がたくさんありました。しかし、いい選手とは?いい指導者とは?いい環境とは?いいトレーニングとは?何かという問いの答えは見つけられません。


いい指導者とは、サッカーのうまい人間を育てるのか、サッカーが大好きな人間を育てるのか、サッカーを通して大切な何かを伝えたいと願うのか。

いいトレーニングとは、選手が無意識の内にもプレーの改善が促進されるトレーニングなのだろうか?

いい環境とは、サッカー道具がすべて支給され、いいグラウンドがあり、練習前に磨かれたスパイクが用意され、練習後には食事が用意され、洗濯もしてくれる。選手はサッカーにだけ集中できる環境。なのでしょうか?

一元論で考える必要もないと思いますが、答えは、わかりません。

何がいいのか自分でもわかっていない人間が言うのもおかしな話なのですが、私は、サッカーマシンや知識マシンを作るベルトコンベアーの上に乗り、流されたくはありません。

 在学時、順大蹴球部の歴史をDVDに収録する作業をした際、故 小宮喜久先生より寄せて頂いた学生へのメッセージで、「選手、指導者、運営。どのような立場からでもいい、日本サッカー界の発展に貢献する人に成長して欲しい。」という言葉を頂いた事を覚えています。結果的に貢献しているのではなく、いろんな立場から自ら貢献して行こうとするサッカー人になって行けるよう努力したいと思います。


井の中の蛙、大海を知り、溺れかけ。笑

それでは。


島嵜佑