2011年8月18日木曜日

ノブレス・オブリュージュ

先日、あるJクラブ関係者の方と話す機会を頂きました。


「ファン・サービス」とは、何なのか。

自分がプロ選手と呼ばれていた時からの疑問です。

サポーターがお金を払ってくれているのだから、選手はサービスをしなくてはならないのか。

サポーターは、お金を払っているのだから何でも言う権利があるのか。

選手がお客さんを呼ぶのだから選手が偉いのか。

ならば出資額の一番多い人が偉いのか。


きれい事だけを並べるつもりはありません。

しかし、お互いがお互いを大切にできる関係を作れるクラブであればいいのに。と願ってやみません。

「人は、家族や仲間といった他者との繋がりのなかで、自分自身の生き甲斐を見出す、そういう存在である。」一時帰国した際、親戚のおじさんがくれた本の一節です。

そんな生き甲斐を生み出していくことのできる可能性を秘めたクラブという存在に、尊敬と強い憧れを抱いています。

 


村ちゃん、岡本くん。

あなたたちは、凄い影響力を持っていると思います。


「プロサッカー選手としての自覚を持ち、何かを伝える事のできる選手ならば私はあなたたちを尊敬するでしょう。給料が低い、試合に出ていないなど、関係ありません。しかし、試合に出てもっと多くの人に何かを伝えるならもっと素晴らしいし、尊敬するでしょう。J1、J2、大学サッカー、すべて同じサッカー選手です。がんばってください。」

以前、苦しんでいる時に恩師から言われた言葉です。がんばってください!

あ。村上は調子に乗るな!波に乗れ。