ドイツに来た当初、「何でドイツのFWの選手達は、相手DFラインの裏に鋭角に抜け出す動き出しがうまいのかなぁ。」って考えていました。最近、その謎が解けたんです。なんのことは無い。この動き出し。育成年代で「ボーゲンラオフ」と呼ばれる動き出し方として、トレーニングするらしいのです。図があるとわかりやすいのですが、そんなブログテクニックが無いので説明するのが難しいのですが、要は、DFの隙間をボーゲンの矢のように、DFラインを射抜くように動き出す走り方のことです。日本でよく言われる、プルアウェイやウェーブの動きよりも直線的な動き出しで、ディエゴミリートや、佐藤寿人選手や岡崎選手が得意とする動き出しです。謎が解けた時は、根拠が見つかってすっきりしました。オフ・ザ・ボールの動きはテレビで見ていてもなかなか気づかないかもしれませんが、是非みなさんも一度、いい選手が、ボールが来るまでになにをしているかに注目してみてください☆きっとサッカーの新たな奥深さに出会えると思います。 島嵜佑 (ミロのヴィーナス。この角度が一番きれいでした。) |