2011年9月25日日曜日

"not just football"

私がドイツに来て、英語もドイツ語も全くできないにも関わらず何とか生活をして行けるようになるまでには、本当に多くの方々に助けて頂きました。

その中の一人の先輩が私に教えてくれた言葉です。

「サッカーは生活の一部ではあるべきかもしれないけど、人生のすべてではあってはならない。」

 サッカー大国のドイツではこうした考えが、すべての人ではありませんが馴染んでいるような気がします。


先日、シャルケのラングニック監督が自身の健康問題により辞任しました。メディアでは、このことを受けて多くの議論がされています。ドイツでは、数年前に鬱病に苦しみ自殺し、この世を去った選手もいました。

私も「死ね。」とか好き勝手掲示板に書かれた時は、かなりムカつきました。(それを教えてくれた友達も黙っていてくれれば良かったのに。笑 )それが、プロだって言う人の主張もわからなくもないですが、人としてどうかと思いますね。

 

先週、バイエルンミュンヘン対シャルケの試合で、今シーズン、シャルケからバイエルンミュンヘンに移籍した、ドイツ代表GKノイアーに対して、人格を否定するようなフラッグや、首を吊った人形が、橋に吊るされるという出来事がありました。新聞では、「サッカーは感情的になるものだ。しかし、こうした行為は行き過ぎている。」という見出しがつけられ、クラブの責任やクラブ責任者のコメントが求められました。

 

「サッカーがすべてであってはならない。」

いろんな言葉を置き換える事ができる言葉だと思います。

私は大事にしたい想いの一つです。



Fight!! 村上&岡本!!

頑張れ!アルビ&ホーリーホック!!!

「集団で登山をすると、きつくなってきた時に人はいろんな表情を見せます。黙々と登る人、不平不満を言う人、励まし合う人。そんな時に人として本当の価値が問われるのではないだろうか。」

(By 都丸善隆 仙台スカウト)


私も精進しますm(__)m